♪絵手紙♪
こんにちは。
見沼緑水苑、施設ケアマネジャーの荒木です。
春まさにたけなわの今日このごろとなりました。
皆様お元気ですか。
見沼緑水苑のご利用者様は例年より体調を崩す方が減少しております。
施設全体で感染症対策に重きを置いた対応を行った結果であると思わります。
今後とも引き続き感染症対策に注力して参ります。
当苑では希望者に月1回、絵手紙の活動に参加していただいております。
今年になってからの活動の一部をご紹介させていただきます。
年の初めは年賀状を書きました。本年は丑年なので会津地方の
民芸品である「赤べこ」の絵手紙が人気でした。
赤べこの豆知識
○赤べこのべこって何?
東北地方、とくに会津の方言では「牛」のことを「べこ(べーは牛の鳴き声、こは愛称のこと)」といい、
また、アイヌの言葉では「ぺこ」という。赤く彩られた牛の玩具であることから「赤べこ」と、
その名で呼ばれているわけである。
○赤・白・黒の秘密
では、なぜ赤べこは身体が赤く塗られているのだろうか?
赤べこ伝説の赤い牛にあやかって赤く塗られたという説もあるが、
これには古くからの民間信仰が関係しており、
赤色は呪術的な意味で病気を退散させる、と考えられてきたため。
なお、この考えは会津特有のものではなく、
全国の郷土玩具に見られる。
また、かつて会津では疱瘡(ほうそう)が流行したことがあったが、赤べこ伝説の牛が身代わりになり、
病気から守ってくれるという、願いを込めて病が治った時の模様を黒と白で描き、家に飾ったという。
こうした言い伝えから赤べこは会津の人々から厄除けのお守りとして、
子どもの誕生祝いや見舞いの品として送られることが多い
2月は苑のイベントとして豆まきが開催されました。
鬼さんにめがけて球を投げるご利用者様はとても楽しそうでした。
2月は豆まきの絵手紙に人気が集まりました。
この絵手紙の制作風景はこちらです。
ゆっくり、丁寧に色を塗られていらっしゃいます。出来上がりもご本人にとって満足の出来だったご様子です。
3月のイベントはひな祭りでした。イベント当日は、ちらし寿司をおいしくいただきました。
昔のことを思い出してか女性のご利用者様には大変喜んでいただけたようです。
このように季節に合わせた絵手紙活動を行っております。
これからしばらく、コロナ対策、花粉症対策など、まだまだ気が許せないことが続きますが、
皆さまお元気でお過ごしください。