音楽療法と母の日のミニコンサート♪
皆さんこんにちは。
ACT小林です。
5月9日(日)は母の日でしたね。
カーネーションやプレゼントを贈ったり、贈られたりして、お母さんへの感謝の気持ちを伝える方が多いのかと思いますが、皆さんはいかがでしたか?
ちなみに私は、息子たちからカーネーションと、手作りのカレーライスのプレゼントをもらい、とても嬉しい母の日でした。
緑水苑指扇では、毎年母の日コンサートを開催し、日頃お世話になっているご利用者様に感謝の気持ちをお伝えする機会にしておりますが、昨今のコロナ禍という状況では、コンサートの開催が難しく、今年も残念ながら中止となってしまいました。
しかし、毎年心待ちにして下さっている方もおり、何かできないか・・・と考え、今回は、いつも行っている音楽療法活動の後に、ミニコンサートという形で、演奏のプレゼントをさせて頂く事にしました。
まずは音楽療法♪
季節の曲『こいのぼり』に合わせて身体を動かして頂きながら、筋肉をほぐし・・・
『背比べ』の歌詞の穴埋めはお手の物でしたね!
スラスラと答えて下さり、穴埋めを剥がす職員の方がついていけません(笑)。
今年は5月1日が八十八夜。新茶のおいしい季節という事で、『茶摘み』の曲に合わせて楽器活動を行って頂きました。
そして皆さんお待ちかねの歌唱活動。
歌が大好きな皆さんにとっては、やはり歌唱が一番楽しい時間ではないでしょうか。
今は感染対策の為、活動中の歌唱は1曲だけです。
今回の曲は『バラが咲いた』。
他のブログ記事でもお伝えしておりますように、現在施設内庭園のバラが満開ですので、今日は理事長の許可を頂き、何輪か拝借してきました。いい香り!
バラの香りに包まれ歌唱して頂いた後は、母の日のミニコンサートで、職員の演奏を聴いて頂きました。
1曲目は『アマポーラ』を歌とピアノで。
スペイン語で“ひなげし”という意味です。
日本では、CMや沢田研二さんが歌った事で有名になった曲ですね。
2曲目は中島みゆきさんの『糸』をフルートとピアノで。
4月からACTに配属となった園芸療法専門員/竹内さんはフルートが得意なんです!
フルート独特の優しい音色が染み渡ります。
最後は、歌、フルート、ピアノの演奏で『ふるさとの四季~春から初夏まで』を聴いて頂きました。
おなじみの『ふるさと』から始まり、季節の唱歌が流れると、自然と口ずさんで下さる方も。
久しぶりに聴いた曲、そして懐かしい曲に、少し涙ぐまれる方もいらっしゃる中、音楽療法、そしてミニコンサートは静かに幕を閉じました。
一通り活動を終えて、職員もホッと一息(笑)。
音楽を共有できる事は、ご利用者様だけではなく、職員にとってもかけがえのない時間です。
感染対策の為、様々な制限はありますが、その中でも最大限に音楽を楽しんで頂けるよう、今後も試行錯誤していきたいと思います!
ACT/小林