藍染2021
みなさんこんにちは、ACT/小林です。
今年も緑水苑指扇には、待ちに待った藍染の時期がやってまいりました!
毎年恒例となっているこの活動。
ACTの部屋にビニールと新聞紙で覆われた陣地が準備され、ツ~ンと藍液独特の香りが漂ってくると、またこの季節が来たんだなあと、感慨深ささえ感じられます。
まずは絞り方(模様)を選びます。
今年は板締め絞りが人気でした!
色の境目がはっきりと出やすく、直線的でわかりやすい模様だからなのでしょうか。
こちらは板締め絞り用に布を折って、割りばしで挟んで頂いた所です。
どんな模様になるかは、後ほどご覧下さい☆
布を水にくぐらせ、藍液が布にしっかりと染み込むようにしてから・・・
いよいよ染色本番です!
布を藍液の中に入れ、1分間もみもみ。
1分間揉み続けるのは意外と力がいります。
「まだかしら。」「もうちょっとですから頑張って下さいね!」とお話しているうちに、染色時間が終了。
さあ布は何色になっているでしょうか?
「グリーン・・・?」と半信半疑に答えて下さるみなさん。
藍染めのはずなのにどうして緑色なんでしょう。
模様をつける為につけていた輪ゴムや割りばし、ビー玉などを外して、布を開いていきます。
どんな模様になっているでしょうか・・・
だんだん色が変わってきました。
藍は空気に触れると色が変化するのです。
緑から青になってきたわ!
そして最後には綺麗な藍色に変身しました♪
丸い模様はビー玉絞り、波のような細かい模様が棒絞り、そして四角のような模様が、冒頭でご紹介した板締め絞りです。
同じ絞り方でも、同じ模様は決してできません。
どの方の作品も、個性豊かで美しく仕上がりました!
厳しい暑さが続きますが、藍染めの涼しげな雰囲気から涼をとって頂ければ幸いです。
ACT/小林