オープンサロン~青竹踏みを懐かしむ会~
こんにちは。ACT齋藤です。
穏やかな秋の昼下がり、10名のご利用者様をお招きしてオープンサロンを開催いたしました。
今回は、美味しいお茶を召し上がって頂きながら「青竹踏み」を体験して頂く企画です。
この日のために、まずは青竹作りから始めました。
竹林から竹を切り出します。10m程の竹の根元の部分を使います。車椅子に座って使用できるサイズに鉈で竹をカットし、ヤスリとブラシで仕上げます。
園芸班の竹取職人から青竹作りの説明がありました。
ご利用者様は早速靴と靴下を脱がれ、積極的に青竹に足を置いて下さいます。
「お腹の調子が…」「やっぱり目かな…」足ツボのテキストをご覧になりながら、気になるツボを刺激される方。
「足裏の感覚が分かったわ」職員のサポートで嬉しそうに感触を確かめられる方。
「家にもあった」「昔やったよ」ご利用者様には馴染み深いようで、あちこちでお話が聞かれます。
日頃素足になる機会は少ないですが、座ってできる青竹踏みで足指や足裏を開放するのも、心地良いリラックスに繋がるようです。
足踏みや足指ジャンケンをして頂き青竹タイムが終了すると、最後はゆっくりとティータイムです。
「おつかれさまでした」…職員が心を込めてお煎茶を淹れます。それをじっくりと味わって「美
味しい」と仰ってくださるご利用者様。その笑顔にほっと一安心です。ぜひまた次回もお越しくださいませ。
「施設の日常の様子を紹介します」
朝晩の肌寒さに秋の深まりを感じる今日この頃ですが、皆様いかが過ごしですか?
緑水苑指扇・施設ケアマネージャーの友野です。
緑水苑指扇では様々な行事や集団活動を行っており、度々このブログでも紹介しています。
では行事などが無い日には、入居者様はどんな生活を送っているのでしょうか。
今日はそんな施設での余暇の過ごし方をご紹介します。
ユニットでは余暇を利用したリハビリやレクリエーションを提供しています。
理学療法士に勧められたサイクルマシンを使ったリハビリを行っています。
テレビ鑑賞の合間に職員とキャッチボール。気分転換にもなります。
トイレまでの移動を利用して、歩行練習です。職員に手を引いてもらえば安心して歩けますね。
日常のちょっとした場面がリハビリの機会になります。
ユニットで職員のお手伝いをお願いすることもあります。
中には「何でもやるから、言って!」と声を掛けて下さる方も。
洗濯物干しをお願いしました。家事はベテランです。
ユニットに飾ってある鉢植えの花に水をあげるのが日課です。
写真では見え難いですが、小さな花が咲いていました。
食事用のエプロンをキレイにたたんでいただきました。
誰かの役に立っているという思いが、皆様のやりがいに繋がっています。
もちろん、職員も大いに助けられています。
緑水苑の特徴の一つにアクティビティケアチームの存在があります。
アクティビティケアチームでは集団活動や行事を開催する他に、個別でも活動を提供しています。
園芸の活動です。自宅で草木を育てていた方には慣れた作業ですね。
ピアノがお好きな方には実際に弾いて楽しんでいただきます。
入居者様の「好きなこと」「得意だったこと」を引き出し、より専門性の高い趣味活動を提供できるのはアクティビティケアチームの強みです。
日常生活の中にも、やりがいや楽しみを感じていただける場面がたくさんあります。
これからも入居者様の「その人らしい日常生活」を大切にしながら支えていきたいと思います。