書道の秋
食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋・・・。
秋はいろいろなことをやってみたくなる季節なのでしょうか。
みなさんは、何の秋を楽しんでいらっしゃいますか?
本日は、先日行った書道の活動の様子をお伝えします。
書道では毎月、季節の食べ物や行事などの言葉を書いていただきます。
“字を書く”という目的ももちろんありますが、お手本の言葉などから季節を感じていただいたり、昔のことを思い出していただいたり、といったきっかけにもなりますよね☆
職員がご利用者様にお見せしているもの、なんだかわかりますか?
先日皆様に刈り取っていただいた稲です!
「この間稲刈りしたわね。」「うちは農家だったから、昔嫌になるくらいやったわよ。」と、思い出してくださる方も。
このようなことを思い出しながら、『稲刈り』『新米』などのお手本を書いていただきます。
お手本を見ながら字を書いていただくだけだと、もしかしたらその言葉の意味を考えたり、思い出したりするところまではいかないかもしれません。
ご自分でその言葉のものを想像したり、経験を思い出したりすることで、初めて季節を感じていただけるのではないかと思います。
「これは・・・松茸?」「食べてみたいです!」
お上手ですね!
「栗っておいしいんだけど、剥くのがすごく大変よね。手が痛くなっちゃうのよ。」
これも、栗の皮を剥いた昔の記憶を思い起こしていただけたからこそ出てくるお話ですね☆
栗ご飯が食べたくなっちゃいます。
秋は気候もよく、お散歩にもぴったりの時期です。
外の空気を吸い、木々の変化を見ることで、ダイレクトに季節を実感していただけそうですね。
これからも様々な活動を通して、ご利用者様に季節を感じていただけたらと思います♪
ACT/小林