ご利用者様によるミニコンサート♪
みなさん、こんにちは!ACT小林です。
今年は暑さがいつまでも残っているような、本当におかしな気候が続いていましたが、ようやく涼しい風が吹いてきて、秋を感じられるようになりましたね。
秋といえば、芸術の秋♪
今日は、指扇で行った、ちょっと珍しいコンサートについてご報告します。
コロナも少し落ち着いてきて、指扇でも今年は様々なコンサートを再開できるようになりました。
普段からブログを見てくださっている方はご存知かと思いますが、先月は『敬老の日コンサート』を行いました。
その他にも、音楽療法の活動の中で鑑賞の機会を作ったり、個別活動で楽器の演奏を聴いて頂いたりと、音楽鑑賞の機会はいろいろあります。
それらで共通していることは、ご利用者様はいつも“聴いて頂く側”ということです。
でも、ご利用者様だって“演奏する側”、演奏者になれるんです!
実は指扇には、音大卒の素晴らしい声楽家とピアニストがいらっしゃったんです♪
コンサートへの出演をお願いすると、「50年ぶりだなあ~。」と仰りながら、快諾してくださいました。
短い期間ではありましたが、コンサートに向けて練習を重ね(あまり練習しなくても、ほとんど初見で演奏できてしまうお二人なのですが)、ついに本番を迎えました。
たくさんのお客様が聴きに来てくださいました!
今日のプログラムは、
『Lascia ch’io pianga(私を泣かせてください)』
『ふるさと』
『この道』
『Caro mio ben(いとしい女よ)』
でした。
最初と最後の曲はイタリア語の歌なのですが、本場の発音やテノールの素敵な歌声に、聴き入ってしまいました!
曲間に、演奏者の方から楽しいお話を頂くことも☆
歌声に寄り添いながら、真剣な表情でピアノ伴奏を行ってくださいました。
『ふるさと』は、お客様も一緒に歌って頂きました。
「この歌はどんな意味だっけなあ。」と仰りながらも、朗々と歌い上げてくださいました!
演奏者の方は、コンサート後「楽しいね!」と、久しぶりの演奏に心地よさを感じられたようでした。
演奏を聴いてくださった方々も、コンサート後、「とてもよかったわ!」と演奏者にお声掛けされたり、握手を求めたりされており、同年代の方のお姿から、刺激を受けられたのではないかと思います。
次回のコンサートも楽しみですね!