リンリン秋の虫かご♪
秋の夜長や早朝、草陰から美しい声が聞こえてきますね。
リンリンリン♪
夏は蝉が、そして秋は鈴虫が。
虫たちは私たちの耳を楽しませてくれますね。
お部屋でもそんな季節の移り変わりを感じていただけるよう、今回は、きれいな音楽を奏でてくれる鈴虫の虫かごを作っていただきました。
虫が苦手な方もいらっしゃると思うので、そんなの作らないわよ!と断られてしまうかな・・・と不安もありましたが、「あら、鈴虫ね!」「秋になると庭でよく鳴いてたよ。」と、つかみは上々でした。ホッ(^^;)
今回は、本物の虫ではなくストロー細工の虫です。
さすがにこれは細かい作業なので、職員が事前に作っておきましたが、カフェやファーストフード店でよくついてくるあのストローで、虫が作れちゃうんですよ☆
これに羽をつけていただいて、虫かごにセット!
次はいよいよ虫かご作り。
虫かごの枠になっているダンボールの断面の穴に、竹串をさしていきます。
限られた本数と幅の中で、均等な間隔で竹串をさしていくのは以外と難しいものです。
一度入れてみてまた調整して・・・。
みなさん試行錯誤されていました。
虫かごの側面ができたら、次は天井部分。
リンリン鳴く仕掛けの鈴をつけるのも忘れずに。
最後は木目調折り紙を貼って、ダンボールの断面が見えないようにします。
完成です!
虫かごを優しく揺すると、リンリンと鈴虫が鳴いてくれます♪
平安時代の貴族たちも、虫かごに虫を入れ、その声を愛でたそうです。
昔の夜は、今よりも暗くて静かだったのではないかと思うので、鈴虫の声は本当に素晴らしく響いていたのでしょうね!
みなさんも、悠久の時に想いを馳せながら、虫の声を楽しんでみませんか?
ACT/小林