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6月の音楽療法

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こんにちは。ACT齋藤です。

梅雨といえば…こんな生き物たちが元気になる季節ですね。

 

先日の音楽療法の時間には、カエルの鳴き声をご利用者様に聴いて頂こうと、ある楽器を用意しました。

 

フロッグ・ギロという東南アジアの楽器で、魔除けに使われていたそうです。

背中の突起を棒でこすると、コロロロ…コロロロ…という音色が。

ご利用者様は「??カエル…?!」良かった、カエルの鳴き声に聴こえたようです。

そんな導入から始まり、脳トレ、楽器活動、身体活動等、ご利用者様の機能維持や心身の活性化を目的としたセッションが行われます。季節の歌や懐かしのメロディに合わせてプログラムが進行します。

そして本日の1曲。ジューンブライドにちなんで『瀬戸の花嫁』を皆様に歌って頂きました。

歌手の写真をお見せしながら「美人ですよね。お好きですか?」とお尋ねすると「う~ん、嫌いじゃないねぇ」とご利用者様。ご利用者様同士の和やかな会話も聞かれます。

 

最後はピアノの静かな音色で『故郷』を聴きながら、深呼吸で息を整えクールダウン。この日の4階での活動は終了です。

ご参加前には不穏なご様子だったご利用者様が、こうして集まって音楽に触れ、歌ったり身体を動かしたりするうちに、お口が滑らかに、お顔も晴れやかに…。気持ちを発散できるひとときの大切さと音楽の懐の深さを、ご利用者様から学ぶ日々です。

感染症対策が必須となってから早1年半。音楽療法のセッションでは、飛沫対策や換気、配付楽器等の消毒はもちろん、活動時間の短縮や活動内容の見直しや制限をすることでご利用者様の安全確保に努めています。様々な制約のある中でも試行錯誤をしながら、ご利用者様の心身の健康維持と余暇の充実に繋がる活動を引き続き行って参ります。

 

 

 

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