春のアーティストボランティアコンサート
こんにちは!
見沼緑水苑介護職員の瀬田です。
桜の話をしていたかと思えばあっという間に散ってしまい、
もうゴールデンウィークがやってきましたね。
さて、今日は先日行われたボランティアコンサートの様子を
お届けしたいと思います。
オカリナとギターで活動されている「歌里音(かりおん)」さんに来ていただきました。
手拍子される方や口ずさんでいる方も多く、ノリノリです。
こちらは指揮をとっているのでしょうか?
素晴らしい演奏ありがとうございました!
コロナの影響で約3年ぶりとなる音楽会が開催され、楽しいひと時を過ごしていただきました。
手作り健康器具
桜もそろそろ見頃を迎えるころでしょうか。三寒四温、日に日に寒さも和らいできています。
ご利用者様の装いも、春らしく軽やかになっているご様子です。
ヘアカットやカラーリングで、髪型もグッと若々しく。
そんな中でも守りの堅い部分が「足の裏」です。暖かくなる季節、そろそろ足の裏を自由に開放していきましょう。
冬の間に作成された足裏健康器具です。
厨房と栄養課の職員さんにご協力頂きコツコツためてきたラップの芯を、5本積み重ね、”青竹踏み”のように使用します。
こちらは「キャッチングマシーン」。足で踏むと、セットしたボールがあらぬ方向へ?飛んでいきます。
体中の重さを支える足の裏。
足の裏の健康情報には興味深いものがたくさんありますね。
歩く機会は年齢と共に少なくなりがちですが、日頃の生活の中で、レクリエーションの中で、ご利用者様の足の裏を無理なく程よく楽しく刺激できるように、健康維持への興味をお持ち頂けるように…
理学療法士にもアドバイスやご指導を頂きます。
小野先生です。
素朴な疑問や心配事にも、丁寧にお答えくださいます。
先生のお墨付きを頂いたところで、いよいよご利用者様にチャレンジして頂きます。
ご利用者の皆様からも、使用感の感想やご意見を頂きながら、手作り健康器具を完成させていきたいと思います。
どんな風に使われるのかは…後日レポートいたします。
アクティビティケアチーム<ACT> 齋藤
5分間コーラス『ジョイフルジョイフル』をみんなで歌いましょう♪
みなさんこんにちは☆ACT/小林です。
すっかり寒くなりましたね!
12月の音楽療法活動では、緑水苑指扇を音楽でいっぱいにしよう♪ということで新企画。
「5分間コーラス・『ジョイフルジョイフル』をみんなで歌いましょう♪」をやってみました。
「なんだそれ?」ってかんじですよね(^^;)
そんなに難しいものではなく、音楽療法担当の職員だけではなく、他部署の職員さんもいっしょにコーラスをして、ご利用者様に聴いていただく、という企画です。
“5分間コーラス”というのは、介護や様々なお仕事の合間の短い時間、音楽療法の活動にちょこっと出てきて歌って、また仕事に戻る、という気軽なノリで参加してもらいたいなぁという意味があります。
緑水苑指扇のような特養では、シフトで勤務している職員さんがほとんどなので、みんなで時間を合わせて集まって練習、ということはなかなか難しい状況です。
そのため、今回はYouTubeにアップした歌の練習動画を見て、各自練習してもらうことにしました。
ちなみに、『ジョイフルジョイフル』という歌は、みなさんご存知でしょうか?
今から30年くらい前にヒットした、『天使にラブソングを2』という映画の中で歌われている曲です。
今の時期よく流れている『第九』を元にした讃美歌を、ポップに、そしてラップ調にした、とてもかっこいい曲ですよ♪
さあ、いよいよ本番の様子をのぞいてみましょう!
ただいま準備中です。ギブソンサンタさんも遊びに来てくれました☆
「みなさーん、のってますかー?!」
最初は、ノリノリのテンポ感や雰囲気に戸惑われるご利用者様もいらっしゃいましたが、普段顔馴染みの介護職員さんがニコニコと歌っている様子をご覧になり、徐々に表情が和んできました。
サンタさんの名演奏!ジャジャーン♪
ちなみに手前に見える太鼓は「コンガ」という打楽器で、介護職員さんのご家族が大切にされているものを、“ご利用者様に楽しんでいただけるように”と、貸してくださいました!
ユニットから飛び入り参加してくれた介護職員さん♪
施設長サンタさんは、タンバリンを持ってご利用者様のもとにご挨拶に♪
「私もちょっと叩いてみようかしら。」
サンタさんと記念撮影も☆
楽しく賑やかな時間はあっという間に過ぎていきます。
私たちが楽しく歌っている間に、ユニットの安全を守っていてくれる職員さんたちもたくさんいました。
「みんなが楽しそうにしているのを見て元気が出たよ。」「楽しかった!」というお声や、曲に合わせての手拍子をいただき、元気をお届けするはずの私たちが、逆にご利用者様からプレゼントをいただきました。
ありがとうございました!
みなさんのクリスマスが喜びでいっぱいになりますように、という私たちの想いが、ご利用者様に伝わっているといいなと思います。
ブログをご覧くださっているみなさんにも、素敵なクリスマスが訪れますように・・・☆
見沼緑水苑☆ACT活動☆
皆さまこんにちは!
見沼緑水苑 介護副主任の石毛です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
少し前までは暖かい日もありましたが、
最近はすっかり寒くなり冬の到来を感じています。
寒さに負けないように見沼緑水苑では毎週月曜日に、
緑水苑指扇からアクティビティケアチーム(ACT)に来ていただいて、
ご利用者様とご一緒に様々な活動を元気に実施していただいています。
今回はご利用者様のACT活動の様子をご紹介させていただきます。
第1月曜日 「音楽会」
ACTさんによるピアノ演奏に合わせて、ご利用者様が楽しく歌を歌い、体を動かしています。
第2月曜日 「動物介在療法」
かわいいワンちゃん達とふれ合うことで、ご利用者様はとっても癒されています。
第3月曜日 「手工芸」
手先が器用な方、そうでない方もACTさんと一緒に楽しみながら活動しています。
第4月曜日 「個別活動」
今回ご紹介するのは藍染体験のご様子です。お見事!綺麗に染め上げることが出来ました!
「月曜日」には少しだけ憂鬱なイメージがあるかもしれませんが、
見沼緑水苑のご利用者様にとっては、
週間で一番待ち遠しいのが「月曜日」なのかもしれません。
今後もブログにはACT活動や行事の様子が掲載されますので、楽しみにお待ちください。
オープンサロン 「手話歌にチャレンジ!」
ある木曜日の昼下がり、1階ロビーには各階からのご利用者様がお出でくださいました。
庭の花たちがお出迎えです。
「はじめまして!」ご利用者様同士の笑顔や挨拶が聞こえます。いつもと違う会場、いつもと少し違う顔ぶれです。
職員の自己紹介に続き、皆様のお名前をご紹介させて頂くと…自己紹介のリレーとなりました。
皆様の期待感が感じられる新鮮な雰囲気の中、オープンサロンが始まりました。
早速手話でご挨拶です。
<皆さんこんにちは。毎日暑いですね。>
団扇を仰ぐような職員の動きをご覧になり、手話の意味を想像してくださるご利用者様。
「暑い!」口々にお答えくださいます。正解です!
皆様ご一緒に人差し指をまげて <こんにちは>
積極的に手とお口を動かしてくださいます。
今日のオープンサロンでは、歌を歌いながら、機能的で美しい手話に親しんで頂ければと思います。
<うさぎ追いしかの山> <こぶな釣りしかの川>
皆様ご存知『ふるさと』で、手話歌の体験です。
うさぎの耳や釣り竿を引き上げる動き…皆様納得のご様子です。
「お腹から出て来て生まれ落ちた…家族がいる一つ屋根の下…そこが“ふるさと“なんですね!」
「なるほどね…」
動きの意味を知ると合点がいき、楽しくなってきますね!
何度か繰り返してスムーズになってきたところで、曲に合わせて歌いながら手話を入れてみましょう。
手もお口も活発に動かして手話歌に取り組んでくださるご利用者様。
ピアノの伴奏に合わせて3番まで、素晴らしい歌声を聴かせてくださいました。
「できたー!」とばかりに思わず拍手が!
絶好調につき、2曲目にチャレンジです!
今度は日本地図をご覧頂きます。
本州と四国の土地に挟まれたこの場所は?…「瀬戸内!」「瀬戸内海!」
では、瀬戸内海の歌と言えば…瀬戸の歌…「瀬戸の花嫁!」
♪瀬戸は日暮れて 夕波小波 あなたの島へ お嫁に行くの…
皆さんの中でもイメージと動きがスムーズに結びついているようで、積極的に身体が動いていらっしゃいます。
手首の動きもしなやかに、<海>や<波>を表現してくださるご利用者様。
<愛があるから>
<大丈夫なの>
<父さん母さん>
<大事にしてね>
皆さんのお気持が自然と指先に込められています。いつくしむような動作が歌声にも滲んでいるようでした。
反復練習の後は音源に合わせて仕上げをしましょう。
聴覚障害の方の意思疎通の手段である手話。言葉を伝えるシンプルで美しい手の表現には、思わず見入ってしまう魅力があります。
ご利用者様も、指先そして身体全体に自然と感情を乗せていらっしゃるご様子です。
お一人お一人の伝えたいという気持ちは動きや歌声に表れ、高揚感が皆様を包んでいるようでした。
好奇心や想像力を刺激し、また体と心を柔らかくほぐしてくれる手話歌。
持ち歌の他にレパートリーを少しずつ増やしていけるように、またチャレンジして参りましょう。
2曲目も仕上がり、自然と笑顔と拍手が…
「またお会いしましょう!」
「またね!」
初対面同士のご利用者様同士も、お名残惜しそうにご挨拶を交わされながら、この日の活動はお開きとなりました。
次回のオープンサロンも、どうぞお楽しみに。
アクティビティケアチーム<ACT> 齋藤
歌の歌詞、どれくらい覚えてますか?
みなさんこんにちは♪
ACT小林です。
みなさんは、歌の歌詞ってどれくらい覚えていますか?
小さい頃に家族が歌っているのを聴いていて知らないうちに覚えていたり、幼稚園や学校で習った歌だったり、青春時代に夢中になった歌だったり。
きっとたくさんの歌を耳にされていると思います。
では、それらの歌の歌詞は・・・?
サビの部分、印象に残っている部分だけとか、ちゃんと思い出してみるとけっこううろ覚えじゃないでしょうか?
少なくとも私はそうです(-_-;)
そんな私がいつも音楽の活動をご一緒させていただいているご利用者様の中には、何も見ないでスラスラと歌詞が出てくる方が多くいらっしゃいます。
1番だけではなく、2番、3番の歌詞もバッチリ☆という方も!
驚異の記憶力に脱帽です。
その歌をとても大切に思われていることが伝わってきて、なんだか心があたたかくなります。
歌詞を覚えているということは、記憶力をしっかり維持されていることがわかると同時に、「私ちゃんと覚えてた!」という自信、自己効力感につながります。
そして、加齢や何らかの病気などでそれを忘れてしまうようになったとき。
その時こそ、私たち職員の出番なのではないかと思います。
忘れがちになったことに気がついて不安を感じている方がいたら、どのように接するのか。
「大丈夫ですよ。」「気にすることないですよ。」とお声掛けする?
歌詞カードを作る?
何かヒントになるものなどを使って思い出していただく?
不安になるから歌はもう歌わない?
一緒に歌う?
歌詞を書いてみる?
ご自分で新しい歌詞を作ってみる?
気分を一新して他のことをしてみる?
ご利用者様によって、最適な対応は様々だと思います。
みなさんが介護現場の職員だとしたら、どんなことをするでしょうか。
高齢者に優しい楽器 ピアノ
見沼緑水苑 特養 岩崎英樹
ピアノは指で鍵盤を叩けばとりあえず音がでます。
弦楽器や管楽器では音を出すだけで大変です。
演奏する時は重すぎるがゆえに、抱えたり持ち上げる必要がありません。
床に置いて演奏できます。又、自分で演奏会場まで運ぶ必要もありません。
口は使わないので、演奏に合わせて歌うことができます。
菅楽器では絶対に無理ですよね。
これらのことから、ピアノは高齢者に優しい楽器といえるでしょう。
見沼緑水苑にも3階ホールの目立たない場所にひっそりと
ヤマハのアップライトのピアノが置いてあります。
だれもかまってあげないので、皆さんが食堂へ行った時に、
こっそり左手でコード(和音)、右手でメロデイを弾いてみました。
おーツ、結構楽しいかもしれない!
子供のころ大嫌いだったヤマハ音楽教室で習ったことが、
半世紀以上もたって役にたつとは!自分に感動です。
いつか大宮アルシェの前にあるストリートピアノ(ヤマハのグランドピアノ)で
ビートルズのヘイ・ジュードを演奏してみるのも悪くないかも。誰か背中を押して!
(文中数回ヤマハがでてきますが、ヤマハの宣伝とは全く関係ありません)
母の日のセッション
5月の大切な行事、母の日。
今月の音楽療法セッションは、日頃の感謝を音楽に込めてご利用者様方にお贈りいたします。
苑庭のバラでお出迎え。香りもお楽しみください…
♪母さんの肩をたたきましょう…
歌いながらの肩たたきをさせて頂きました。
「気持ちいいよ」「もっと強くてもいいよ」
ニッコリと喜んでくださっている表情に、胸が熱くなります。
季節の歌や手遊びでウォーミングアップをした後は
ジャンベとギロの登場です。リズムに合わせてダンスの練習を…
それではサンバ棒を持って頂き、『マツケンサンバ』でリフレッシュ!上肢・下肢の体操です。
梅雨空曇り空でも、心はカラッと晴れやかに。
ちなみに都内では期間限定『マツケンサンバカフェ』がオープン、2004年以来のブームが再来しているそうです。
母の日コンサートのコーナーでは、映画音楽メドレーを職員の独唱とフルート、ピアノのアンサンブルで聴いて頂きました
『風と共に去りぬ』『ゴッドファーザー』『王様と私』の3曲です。
「何度も観たわ」と仰る方もいらっしゃいます。主演のヴィヴィアン・リーは当時の若い女性の憧れだったかもしれません。
名作には名曲ありき。映画をご存じなくても、印象的で魅力的なメロディには聴き覚えのあるという方も。
職員がミュージカルナンバーを歌いながらカゴから楽器を取り出すと
ご利用者様はあうんの呼吸で受け取られ、リズムに合わせて楽器を鳴らされ、いつの間にか合奏になっています。
またある時には
童謡『七つの子』をお聴き頂きました。
子どもの頃に何気なく親しんでいた童謡は、時を経て深く心に染み入りますね。
じっくり聴き入ってくださる方、一緒に口ずさんでくださる方…それぞれの味わい方をされながらも、懐かしさを共有されているようなひとときでした。
ご利用者様の喜ぶお顔や驚くお顔を思い浮かべながら、梅雨から夏の季節、心にも身体にも効くセッションをお届けしていきたいと思います。
アクティビティケアチーム〈ACT 〉齋藤
ピアノの調律をしていただきました♪
新緑の美しい季節になってきましたね。
何をするにも気持ちの良い今日この頃。
この日は4年ぶりに来ていただきました!
ピアノの調律師さんに♪
緑水苑指扇の1Fエントランスには、大きなグランドピアノがあります。
理事長の奥様が昔弾いていらっしゃり、施設が開設された際に寄贈してくださいました。
行事やミニコンサート、ご利用者様との個別活動など、様々な場面で使用されています。
施設にお越しくださったことがあれば、「あ、あのピアノか。」と記憶にある方もいらっしゃるのでは・・・?
しかし、ここ最近はコロナ禍ということで、人がたくさん集まっての演奏会などを開催することができず、出番が少なくなっていました・・・。
そして出番が少ないということは、ピアノの調律もまた後回し・・・となってしまい早4年。
使用頻度が少ないことや、玄関近くで湿気の多い場所にあることもあり、音もかなり狂ってしまっていました。
そんなピアノにとって調律師さんは救世主のような存在☆
やっと来てくれたのね♡
一音一音、耳で確かめながら、丁寧に音程や音色を直してくださっていました。
一階全体に、ポーン、ポーン♪と、だんだんといい音に変化していくピアノの音色が響き渡ります。
楽器の中や外側もピカピカに掃除していただき、ピアノはかつての輝きを取り戻しました☆
調律師さんと記念撮影!
試し弾きさせていただくと、こんな私が弾いてもとっても丸みのある綺麗な音色が♪
私急に上手くなっちゃったのかな?と勘違いしてしまうくらい(笑)。
ピアノは弾かないとどんどん音が悪い方に戻っていってしまうらしく、たくさん弾いて、良い音をキープしていきたいですね!
これから多くのご利用者様に、素敵な音楽を届けていこうね♪
ACT/小林
火曜日のACT(アクト)
4月も中旬となり桜から藤へ…花の景色も移り変わる季節となりました。
緑水苑指扇に常駐しているACT:アクティビティケアチームですが、デスクワークの時間には、各部署との連絡や打ち合わせ、サービス計画書の読み込みや、活動の計画・活動報告の作成、そして今の時期は手工芸の準備や試作等々、スタッフが各自の業務を行っています。
夏日となったある日の午後、アクトスタッフが緑水苑与野に向かう準備を始めます。
この日は与野4階・2階のご利用者様を対象に、それぞれ動物介在・音楽療法の活動が同時開催されます。
犬たちもお出かけ前の支度を整えます。
前日にはシャンプー完了、出発直前にはお手洗いもしっかり済ませ、ゲージの中で静かに待機です。
この日は理事長も愛犬と共に同行されます。
音楽班は…リズム体操の動きを確認中の様子。
人間5人と犬5頭…スタッフ全員乗車しました。
では、与野の皆様の元へ、行って参ります!
ACT<アクティビティケアチーム> 齋藤