春よ、来い
こんにちは。
見沼緑水苑介護職員の瀬田です。
重度の花粉症に悩まされている自分としては「春よ、来ないで」なのですが、
すっきりと晴れた空の下で見る桜はとても綺麗で、今年も箱ティッシュを抱えてお花見に行く予定です。
今年は桜の開花が遅れているようですが、施設では一足早く開花宣言が出たようなのでその様子をお伝えしたいと思います。
真剣な眼差しです。
細かい作業もお手の物
職員もお手伝いをさせていただき完成が近づいてきました。
お見事!満開の桜が咲きました!
完成した作品を嬉しそうにご自身の居室に持ち帰り、どこに飾ろうかとレイアウトを考えている姿がとても印象的でした。
手工芸:ハートのストリングアート♡
少し前の話になってしまいますが、先月の2月14日はバレンタインデーでした。
みなさんは誰かにチョコレートやプレゼントなど渡されましたか?
本命だとか義理だとか、バレンタインのチョコ問題についてはいろいろな意見が飛び交っていますが、恋人ではなくても、日頃お世話になっている人に感謝を伝えられるよい機会にもなっているなぁと、個人的には感じます。いつもありがたいなぁと感じてはいても、改めて「ありがとう」を伝えるのはなんだか今更感があって言いにくい・・・、なんていうときはありませんか?
愛情も然り。
というわけで2月の手工芸は、ご利用者様の愛をハート♡に込めていただこうと考案した「ハートのストリングアート」。
ストリングアートというのは、木の板に釘を打ち込み、釘に糸を引っ掛けて模様を作る作品です。
結婚式のウェルカムボードや、カフェのインテリアなどにもよく使われています。
自分が作りたい形になるように釘を打ち込み、点つなぎのように糸を掛けていく方法もあれば、思い描く形の外枠だけ釘を打ち、その形の内側に、自由な順番や方向で糸を掛けていき、模様を作っていく方法もあります。
今回の手工芸は後者の方法で行いました。
みなさんの“愛”がどんな模様で表現されたのか、早速見てみましょう♪
こちらは活動前の準備風景。
日向ぼっこをしながら、ひたすら釘を打ち込みます。
トントントントン・・・何屋さんなのかしら・・・夜中にやっていたら怖いですよね(;・∀・)
ちなみにこの美しい木の板は、理事長が電動のこぎりで綺麗に切ってくださいました☆
釘打ちも結構大変でしたが、さすがに自力で何十枚もの板を切り出すのは腕がどうにかなってしまうので・・・。理事長ありがとうございました!!
さあ、いよいよ活動の日。
お好きな色のレース糸を選んでいただき、模様を作っていただきます。
職員からは特に順番などはお伝えしておらず、ほとんどの方が自由に、思い描く模様にするためにはどうすればよいか考えながら糸掛けを行ってくださいました。
麻痺があったり、手が動かしにくかったりする方でも、木の板をテーブルに固定することで、板をおさえる負担が減るため、ご自身で糸掛けを行っていただくことができました。
ちょっとした工夫で、ご自分の好みのデザインに仕上げていただくことができ、“自分でできた!”という自信にもつながりますね(*^^*)
さて、ハートができたらあとは飾り付けです。
大きなリボンをつけて
マスキングテープやハートの飾り、「LOVE」という文字を、お好きな場所につけていただきます。
少し意外だったことは、「LOVE」という言葉をご存知で読める方が何人もいらっしゃったこと。
ご高齢の方だとあまり馴染みのない言葉かと先入観を持ってしまっていましたが、見事に打ち砕かれました!
きっとみなさんいろんな経験をされてきたんですね♡♡
そうこうしているうちに、作品が完成しました!
おひとりおひとりの愛がこめられた、とても素敵な作品に仕上がりました(*^▽^*)
作品完成後は、みなさんで恋バナを・・・♡
初恋やバレンタインの思い出など、普段はちょっと恥ずかしくて話しにくい話題も、このような場だと打ち解けて話せるものですね。
そのたびに「キャー♡」、「素敵!」といったドキドキワクワクしたお声が響きました。
みなさんの作品は、緑水苑指扇の1Fに展示しておりますので、ご来苑の際にはぜひご覧くださいね!
ACT/小林
☆手工芸☆
こんにちは ACT岩田です。
12月から1月にかけて、バタバタと過ごし、
あっという間に2月になってしまいました。
2024年の今年は辰年だそうです。
辰は本来、存在する動物ではなく神話上の動物です。
その辰である「龍」は誰が見ても力強さを持っていて、
権力の象徴ともされている動物です。
そのような力あふれるような年になりやすく、
活気づくような年になると言われているそうです。
今回は個別活動で手工芸「辰の押し絵」を行いました。
小さいパーツが多く苦戦されていましたが、一生懸命作成して下さいました。
「どこに目をつけようかな」
「裏側も綺麗に作るわ」
「小さくて大変ね」
「牛みたい!」
空想上の生き物「龍」ですが、いざ思い出そう思うと、
ヒゲあったっけ?角あった?など
思い出しながら作成していらっしゃいました。
出来上がった作品を見て頂くと。
皆様笑顔で達成感を持って頂けたのではないかと思います!
今年はインフルエンザもコロナも流行して大変な年になりそうですが
体調に気をつけて楽しんでいきましょう☆
凧あげ日和 ~手工芸『飾り凧』~
富士山が良く見える晴天続きのお正月でした。
原っぱを駆け回って凧あげをする子供たちの姿、今年はまだ見かけていませんが…
苑内にはたくさんの奴凧が舞っています。
奴凧を作ってくださった、昨年末のご利用者様のご様子をお伝え致します。
中国から伝わり、江戸時代には庶民のお正月遊びとして定着した『凧あげ』。元は『イカのぼり』と呼ばれ、大人も子供も夢中になっていたそうです。
あまりの大流行に、江戸の空は『イカ』で大混雑。『イカ』同士がぶつかって墜落、家屋がしばしば壊れたり怪我人も続出だったりで、とうとう『イカのぼり』禁止の御触れが出ましたが、「これはイカではなくてタコだ、タコ揚げだ!」と、懲りない江戸庶民たちは御触れをものともせずに、今度は『凧あげ』を始めたそうです。
確かに飛行機もドローンも無い時代、人々は紙でできたシンプルなこの凧が、空高くどこまでも舞い上がる姿に、憧れやロマンを感じていたのかも知れない…ふとそんなことを思います。
もういくつ寝ると…お正月の光景や懐かしい遊びに思いを馳せて頂きながら、奴凧作りが始まりました。
今日の陰の主役は「たんぽ」と「ペットボトルラベル」です。
庭で栽培した綿花をガーゼで包んだ「たんぽ」で、まずは奴さんの顔に色を付けます。
お化粧をするような要領で…初めての作業でも、手つき良く進めていらっしゃいます。
そして福笑いのように顔のパーツを配置して、でんぷん糊と筆を使って貼り付けます。
じっくり時間をかけて、納得いくまで取り組んでくださるご利用者様。
ここで登場する色とりどりのラベル。着物の柄として2枚、選んで頂きます。
出来上がるころには、ご自分の奴凧にすっかり愛着を感じてくださっているご様子。ご利用者様の満足気な笑顔に、こちらもつられて笑顔。
お近くのご利用者様同士で作品を鑑賞し合い、
楽しんでくださいました。
にらみを利かせた奴さんや、今にもおしゃべりしそうな奴さん。口角上がってニッコリしているお顔もあります。
眉毛もお好みで繋がっていたり、離れていたり、おヒゲに変身していたり。
奴凧たちは、苑内でにぎやかに仲良く飛んでいます。
お立ち寄りの際には、ぜひ一つ一つのお顔をご覧になってみてください。
アクティビティケアチーム(ACT) 齋藤
☆手工芸(冬バージョン)☆
いつもブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
見沼緑水苑 ケアマネジャーの中澤です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、昨年末、久しぶりに手工芸を開催いたしました。
お時間の関係上、数名のご参加となってしまいましたが、また近いうち
に行いたいと思っています!
ご様子をご紹介いたします。
皆様それぞれ好きなように飾り付けをしていただき、
可愛らしい雪だるまが完成しました☆彡
今年も様々な企画をご用意し、
皆様の生活の活性化につながりますよう尽力させていただきたいと思っています。
毛糸クラブ始めました!
こんにちは ACT岩田です。
今年は暖かい日も多いですが、寒がりな私にはつらい季節となってきました。
編み物がお好きな方には季節は関係ないのでしょうが、
寒くなると毛糸を触りたくなる気がします。
以前からお願いしていた犬のマフラーを見せて頂き、
何人かで集まり編み物を行いました。
「これ私のかな?」
編み棒もかぎ針編みどっちも得意な方が多く、
黙々と編み物を行って下さいました。
「何やっているの?」
「いたずらしちゃだめだよ」
「みんな遊んでくれない…」
いつもは「ワンちゃん来たの?」と触ってくれたり
可愛がって下さるご利用者様も今回ばかりは忙しいご様子。
「しょんぼり」
男性陣も編み物が完成するのを静かに見守っていらっしゃいました。
「なにができるんだろうね?」
今回は犬のマフラーやお好きなもの作成を行いましたが、
他の階では寒がりな旦那様のためのマフラー作りを行って頂いています。
それぞれどんな作品ができるのか楽しみですね☆
見沼緑水苑☆ACT活動☆
皆さまこんにちは!
見沼緑水苑 介護副主任の石毛です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
少し前までは暖かい日もありましたが、
最近はすっかり寒くなり冬の到来を感じています。
寒さに負けないように見沼緑水苑では毎週月曜日に、
緑水苑指扇からアクティビティケアチーム(ACT)に来ていただいて、
ご利用者様とご一緒に様々な活動を元気に実施していただいています。
今回はご利用者様のACT活動の様子をご紹介させていただきます。
第1月曜日 「音楽会」
ACTさんによるピアノ演奏に合わせて、ご利用者様が楽しく歌を歌い、体を動かしています。
第2月曜日 「動物介在療法」
かわいいワンちゃん達とふれ合うことで、ご利用者様はとっても癒されています。
第3月曜日 「手工芸」
手先が器用な方、そうでない方もACTさんと一緒に楽しみながら活動しています。
第4月曜日 「個別活動」
今回ご紹介するのは藍染体験のご様子です。お見事!綺麗に染め上げることが出来ました!
「月曜日」には少しだけ憂鬱なイメージがあるかもしれませんが、
見沼緑水苑のご利用者様にとっては、
週間で一番待ち遠しいのが「月曜日」なのかもしれません。
今後もブログにはACT活動や行事の様子が掲載されますので、楽しみにお待ちください。
毛糸帽子の雪だるま⛄
こんにちは。ACT竹内です。
12月、師走となり、これから忙しい時期になりますね。
さて、12月と言えばクリスマスの時期にもなりますね。11月の手工芸では、もう少しでクリスマスであることも因み、“毛糸帽子の雪だるま”を作成いたしました。
制作手順は、まずは毛糸の帽子を作って頂きます。トイレットペーパーの芯に毛糸をつけて帽子を作って頂きます。
次に雪だるまの胴体を作って頂き、帽子や顔のパーツを貼って頂きます。
黒画用紙に雪だるまを貼って完成です。
皆様、昔、雪で遊ばれていたことなどを思い出されながら行って下さっていました。これから、寒い冬がやってきますので、体調に気を付けてお過ごし下さい。
松ぼっくりツリー
こんにちは ACT岩田です。
今年は、暖かい日が続き、寒いのが苦手な私にとっては過ごしやすく感じます。
ポカポカ過ごせる日が多いので12月になってしまうのが信じられないくらいです。
12月といえば、イベントが盛りだくさん。クリスマスに柚子湯に餅つき、大掃除。
1月になればお屠蘇。
今回は見沼特養で「個別活動」という括りで、松ぼっくりツリー作成を行いました。
程よい大きさの松ぼっくりを使用し、
ビーズや天然綿、除光液を使わないで落とせるマニュキュアなど
お好きなところに貼り付けでいく作業を行いました。
「もっと飾りをつけたいわ」
「可愛いね」
「この色で塗るわ」
クリスマスというワードよりも松ぼっくりを見て頂いた際に
懐かしそうにお話されたり手を伸ばされたり、
世代によって感じられるポイントの違いを発見する機会になりますね。
「上手にできたでしょ」
「色とりどりのツリーの完成☆」
ご自分のお好きなパーツを貼って下さったり、
色を塗られたりオリジナルの作品を作って下さいました!
今年も残りわずかですが、
楽しい活動を提供出来ますように精進していきたいと思います。
酉の市 熊手
みなさんこんにちは!
ACT新井です☆彡
さて11月
霜月始まりました
晩秋と初冬の狭間に街は
徐々に年末の色を濃くしていく頃…
この時期の祭りと言えばそう!
酉の市
以下ネットより抜粋
☆☆☆
令和5年2023年今年の酉の市(とりのいち)は
一の酉は2023年11月11日(土曜日)
癸酉きゆう(みずのととり)、
二の酉は2023年11月23日(木曜日)
乙酉いつゆう(きのととり)の二回あります。
二の酉まであります。
11月の酉の日に行われる開運、
商売繁盛の神として知られる大鳥神社、
鷲神社(おおとりじんじゃ)のお祭。
おかめの面や小判などをつけた
縁起物の熊手などを売る露店が
立ち並ぶ。
1回目から順に一の酉、二の酉、三の酉と呼ばれ
,三の酉まである年は
火事が多いなどともいわれている。
☆☆☆
という事で
今回の手工芸はずばり
酉の市 熊手です👏👏👏
今回は
パズルのように厚紙に
同じ形のフェルトを貼り合わせて
熊手に貼るパーツを作ります
「これは富士山ね」
形を見て、名前を思い出す事で
脳トレにもなります
松竹梅の松
形を合わせて貼ります
日の丸の扇は
赤丸シールを真ん中に貼り付けて頂きました
大判小判がざっくざく✨
中でも難しいのが
赤い鯛
裏返したり
逆さにしてみたり
と沢山考えて下さいます
パーツが揃って参りましたよ
準備が出来たら
熊手に貼り付けていきます。
あ!
この熊手は
アイスの棒を扇上に貼り合わせて
熊手の形にしたものです
熊手にボンドを塗って
お好きな物を貼って頂きます
「ここがいいかしら」
「次はこれにしようかな」
「これはここがいい」
見本を見て
参考にしてます
段々出来てきましたね
お花の代わりの
ちりめん玉を選んで
隙間に貼って頂きます
最後に指扇緑水苑で採れた
稲穂と
紙垂を貼って
完成☆
今回も多くのご利用者様と
手工芸の時間を過ごすことが出来ました。
運を掻き込み
福を鷲掴み
海運や勝利を招く
酉の市 熊手
ますますのご健康と幸せを祈願して☆
次回の手工芸もどうぞ
お楽しみに♪